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愛されるために生まれたあなたへ・・・。私たちは、栃木県小山市にあるプロテスタントのキリスト教会です。

『強者か弱者か』 [コラム Column こらむ!]

 私が以前、難病児である自分の息子のことを中心に講演した時のことです。そこには障がい者の方も来ておりましたが、講演終了後、忘れられない反響がありました。それは全盲の方からのものでした。
 その方はおっしゃいました。「私は盲人であることは弱さだと思ってないですね。」
 私の中では、難病児である息子にはいろいろな弱さがあると受け止めてきたので、それと同じように視覚や聴覚の障がいや歩行障がいなども一つの弱さとして位置づけていました。他と比較した時にどうしても避けられない限界を感じたからです。
 けれども、障がい者に対して「弱さ」という言葉を選んだ時、自分は「強者」の側にいるのだということに思い至りました。
 神様が人を造られました。顔立ち、身長、手足の特徴、頭髪なども含めてです。得意分野と不得意分野があり、文系向きか理系向きかの違い、感性も違います。そして、全盲、ろうあ者、四肢欠損、小人症に巨人症、内部疾患…、列挙するのにも限界があります。皆、神様が造られた一人一人です。
 私は間違っていました。自分を強者だと位置づけたら自分は上に立つ者。障がい者は憐れむべき存在、支援される側です。
 強者も弱者もない、本来的には共に生きる存在、歩調を合わせて生きていくべき存在なのです。神様は私たち人間が共に生きることを願っています。お互いの特徴を理解し、違いを受け入れ、お互いの欠けを補い合うことが大切だと思います。

〔2017.09/ほっとひと息・第111号〕

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